オレンジリザーブ 操作マニュアル
マスタ登録から日々の授業運用、保護者ポータルの利用まで、教室運営の一連の流れに沿って画面操作を解説します。
ログインとホーム画面
教室スタッフは、発行されたメールアドレスとパスワードでログインします。ログイン後のホーム画面が、日々の業務すべての入口になります。


ホーム画面の上部には本日の授業予定が表示され、時間・教室・担当講師・生徒の予約状況をひと目で確認できます。その下に「予定」「実績」、そして「マスタ」(講師・教室・カリキュラムなどの基本情報)への入口がカード形式で並んでいます。毎日の業務は、まずこの画面を開くところから始まります。
全体の流れ
オレンジリザーブは、次の順番で使うことを想定しています。3章以降は、この流れに沿って画面を解説します。
flowchart LR
A["① マスタ登録
講師・教室・カリキュラムなど"] --> B["② コマ作成
授業枠と定期テンプレート"]
B --> C["③ 生徒登録
生徒・保護者・コース"]
C --> D["④ 授業予定
コマへ生徒を割り当て"]
D --> E["⑤ 当日の授業
本日の授業画面"]
E --> F["⑥ 実績記録
出欠・カリキュラム"]
F --> G["⑦ 振替対応
教室/保護者ポータル"]
F --> H["⑧ 分析・出力
月次レポート・CSV"]
classDef stage fill:#fbe6d8,stroke:#d9622b,color:#221f1a,rx:8,ry:8;
class A,B,C,D,E,F,G,H stage;
① 〜 ② は初期セットアップ(一度整えれば普段は編集頻度が低い)、③ 〜 ⑥ が毎日・毎週の運用、⑦・⑧ は必要に応じて発生する業務です。
マスタ登録
授業は生徒とカリキュラムだけでは成立しません。担当する講師、使用する教室、教材を動かす機材やソフトウェアも必要です。まずはこれらの基本情報(マスタ)を登録します。すべてホーム画面の「マスタ」カードから入れます。
講師管理 /TeacherManage
担当講師を登録します。氏名のほか、雇用形態やメモを残せます。登録した講師は、コマ作成時の「担当講師」選択肢や、授業実績の記録に使われます。


教室管理 /RoomManage
授業を行う教室(部屋)を登録します。「A教室」「PC教室」のように、実際の教室名で登録しておくと、コマ作成や本日の授業画面で場所がひと目で分かります。

ソフトウェア管理 /SoftwareManage
授業で使用するソフトウェア(Scratch、開発環境など)を登録します。カリキュラム側で「必要なソフトウェア」として紐づけると、後述の機材管理と組み合わせて「その授業を実施できる端末」を判定できるようになります。

機材管理 /DeviceManage
ノートPCやタブレットなどの機材を、機器種別・管理番号とあわせて登録します。機材にインストール済みのソフトウェアを紐づけておくことで、カリキュラムが必要とするソフトウェアと照合し、利用可能な端末を確認できます。

生徒タイプ管理 /TypeManage
「小学生クラス」「ロボット検定対策クラス」のように、生徒を分類するタイプを登録します。生徒登録時にタイプを設定しておくと、一覧画面での絞り込みに使えます。

カリキュラム管理
指導内容は「コース → カテゴリ → カリキュラム」という3階層で整理します。授業ごとに何を教えたかを記録できるようにする、いわば教材の設計図です。
flowchart TD
C1["コース
例:ロボットプログラミングコース"] --> G1["カテゴリ
基礎操作"]
C1 --> G2["カテゴリ
センサー活用"]
G1 --> L1["カリキュラム:モーター制御の基本"]
G1 --> L2["カリキュラム:LEDを光らせる"]
G2 --> L3["カリキュラム:センサーを使ったプログラム"]
G2 --> L4["カリキュラム:チームプロジェクト"]
classDef course fill:#d9622b,stroke:#d9622b,color:#fff,rx:8,ry:8;
classDef cat fill:#fbe6d8,stroke:#d9622b,color:#221f1a,rx:8,ry:8;
classDef item fill:#ffffff,stroke:#d8cbb8,color:#221f1a,rx:6,ry:6;
class C1 course;
class G1,G2 cat;
class L1,L2,L3,L4 item;
個別のカリキュラムには、説明・所要時間・実施順序・必要なソフトウェアを設定できます。順序を設定しておくと、授業実績を記録する際に「次回候補のカリキュラム」として提示されます。



コマ(授業枠)を作る
授業の時間枠を「コマ」と呼びます。日付・開始終了時刻・教室・担当講師・最大人数を持ち、生徒の予定はこのコマに割り当てられます。
コマカテゴリ管理 /ClassCategoryManage
「通常授業」「体験会」のように、コマの種類をカテゴリとして登録します。カテゴリごとに色を設定でき、カレンダー上で種類を見分けやすくなります。保護者ポータルから予約できるかどうか、予約締切の日数もここで設定します。

コマテンプレート/一括登録 /ClassTemplateManage
毎週同じ曜日・時間に授業がある教室では、コマテンプレートを使うと定期的な予定作りを効率化できます。曜日・時間・教室・担当講師・最大人数などをテンプレートとして登録しておき、対象期間を指定して一括でコマを作成します。

- コマテンプレートを作成する — 曜日、毎週/第◯週、開始・終了時刻、コマカテゴリ、教室、最大人数、担当講師などを設定します。
- 一括登録画面で対象期間を指定する — 週単位・月単位で範囲を選びます。
- プレビューで内容を確認する — 生成されるコマの一覧が表示され、既存のコマと重複するものはスキップ対象として示されます。
- 登録を実行する — 「生徒の授業予定も同時に登録する」を選ぶと、コマだけでなく生徒授業予定テンプレートに登録済みの生徒の予定もまとめて作成されます。


一括登録には履歴が残り、直近の処理内容をあとから確認できます。授業実績が紐づくなど取り消せないデータがある場合は、その旨が示されるので安心して取消操作ができます。
授業予定カレンダー /LessonSchedule
週単位・月単位でコマと生徒の予定を確認できる画面です。実績登録済みのコマは緑、過去日で実績未登録のコマは赤で示され、記録漏れに気づきやすくなっています。コマごとに生徒を追加したり、不要になった予定を削除したりできます。

生徒を登録・管理する
生徒の基本情報から、受講コース・授業実績・在籍状況・保護者情報までを一人ずつ集約して管理します。
生徒一覧・詳細 /StudentManage
生徒名・識別ID・在籍状態で検索・絞り込みができます。一覧から「編集」で生徒情報を更新できるほか、保護者・コース・在籍状態などのアイコンから関連情報へ素早く移動できます。

生徒名をクリックすると生徒詳細に移動します。基本情報だけでなく、基本授業予定・保護者情報・前回の授業実績・月別授業実績・カリキュラム実績までを1画面で確認できます。保護者から問い合わせがあったときや、講師間で引き継ぐときに便利です。

在籍管理 /EnrollmentStatus
休会期間を「開始月から終了月まで」の期間として登録できます。生徒の現在の状態だけを書き換える方法とは異なり、期間として記録するため、過去にいつ休会していたかという履歴を残しながら管理できます。教室に所属する生徒全員の状態を、月単位の表でまとめて確認できます。

日々の授業運用
ここからは、教室を開けている日に実際に行う操作です。「本日の授業」画面を起点に、出欠と指導内容を記録します。
本日の授業 /TodayLesson
本日開催されるコマと、参加予定の生徒が一覧表示されます。生徒ごとに、前回の授業内容・次回のカリキュラム候補・利用可能な機材が表示されるため、授業前の準備がその場で完結します。配慮事項があるとオレンジ色の注意書きで表示されます。

授業実績の登録
生徒カードの「授業実績登録」から、その日の記録を入力します。出欠状態、担当講師、実施したカリキュラム(複数登録可)、次回候補のカリキュラム、授業内容やメモを記録できます。

登録した実績は授業実績一覧から検索・確認でき、詳細の表示・編集・削除にも対応しています。また、授業実績ごとにPDF形式の「連絡ノート」を添付でき、保護者への連絡事項を授業記録に紐づけて保管できます(1ファイル20MBまで)。

保護者ポータル
教室スタッフ向けの管理画面とは別に、保護者専用のポータルサイトが用意されています。体験予約や振替の受付をオンラインで完結できます。
sequenceDiagram
actor P as 保護者
participant Portal as 保護者ポータル
participant Staff as 教室(管理画面)
P->>Portal: お子様を追加して体験会を予約
Portal->>Staff: 予約内容を通知メールで送信
Staff->>Staff: 授業予定にお子様を自動登録
Staff-->>P: 予約確認メールを送信
Note over P,Staff: 体験後、教室側で正式に生徒登録・コース登録
体験予約の内容はそのまま授業予定へ反映されるため、電話や紙の受付を待たずにデータへつながります。
ログイン/マイページ /parent/login
保護者は、メールアドレスへ送られるワンタイムパスワード、またはあらかじめ設定したパスワードでログインします。ログイン後のマイページでは、自分に紐づく生徒の在籍状態と、今後1か月の授業予定を確認できます。


体験会の予約
「お子様を追加して体験会を予約する」から、新しいお子様の情報(氏名・ふりがな・性別・生年月日・学校名・連絡先・住所・希望する生徒タイプなど)を入力し、体験会として公開されているコマから空きのある枠を選んで予約します。定員や重複はシステム側で自動的に確認されます。

振替の予約
マイページの各予定に表示される「振替」ボタンから、欠席する授業の振替先を選べます。受付期間・コマの定員・同じ時間帯の重複・同一予定への重複振替は、システム側で自動的にチェックされます。振替が発生すると、設定に応じて教室へ通知メールが送信されます。

保護者管理・運用設定
最後に、教室側の管理業務として、保護者アカウントの管理と、グループ全体の設定を確認します。
保護者管理 /ParentManage
保護者アカウントの氏名・ふりがな・連絡先を、教室側からも登録・編集できます。体験予約を保護者ポータルから受け付けた場合も、この一覧に自動的に反映されます。

グループ設定 /GroupSetting
教室名や電話番号などの基本情報のほか、8章で紹介した振替機能の詳細な条件(振替の有効期限、対象締切、振替先の締切、通知先メールアドレス)をここで設定します。体験会予約・振替の通知メールを送るかどうかも切り替えられます。

メンバー管理 /GroupMembers
教室に所属するスタッフを招待し、グループ管理者・一般ユーザーの権限を割り当てます。複数スタッフで運用する教室でも、担当領域に応じて権限を分けられます。

契約プラン /BillingPlan
在籍生徒数と利用できる機能が異なる3つのプランから選べます。プランの契約・変更・解約は管理画面から行え、カード情報の登録・更新にも対応しています(決済・サブスクリプション管理はSquareと連携)。

| プラン | 月額 | 在籍生徒数 | CSV出力/カリキュラムCSV取込 | 月次レポート |
|---|---|---|---|---|
| ライトプラン | ¥16,000 | 10名まで | なし | なし |
| スタンダードプラン | ¥33,000 | 50名まで | あり | なし |
| プレミアムプラン | ¥55,000 | 無制限 | あり | あり |
※料金・条件はシステム内の現行設定に基づく参考値です。最新の内容は契約プラン画面でご確認ください。
月次レポート /MonthlyReport
プレミアムプランでは、対象の年・月を指定して、体験から入会への転換率、退会率、教室別・講師別の出席率、講師別の稼働コマ数、カリキュラム進捗が遅れている生徒を確認できます。日々入力している記録を、教室運営を振り返るための数字として活用できます。

/usersettings)。複数スタッフがそれぞれのアカウントで継続的に利用するための基本機能です。
まとめ
オレンジリザーブは、生徒を中心にマスタ登録から日々の授業運用、保護者とのやり取り、運営分析までを一つの流れでつなぐシステムです。
迷ったときは、まずホーム画面に戻り、「予定」「実績」「マスタ」のどのカテゴリの作業かを確認してください。多くの操作はこの3分類のいずれかに属しています。